・万年肩こりで悩んでいる
・首が張って眠れない
・ひどいと頭痛や吐き気が出てしまう
・辛くて何も手につかない
このように悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
コロナ渦でテレワークをされる方が増えていたこともあり、肩こりに訴えが増えているようです。
そこで本記事では、はた整骨院・院長が、肩こりの原因とセルフケアをご紹介します。
1、肩こりになる原因
一言で肩こりと言っても原因は様々。
その中でも多くを占める原因はズバリ【姿勢の悪さ】です。
重力下で生活しているので、姿勢が悪く頭の重みをうまく支えられないと、周囲の筋肉が常に頑張っている状態となります。
横から見たときに耳の穴→肩甲骨の端(肩峰)→ももの骨の大きな出っ張り(大腿骨大転子)→膝の中心→外くるぶしのちょっと前。
ここにまっすぐの線が引ける方は効率よく立てている状態です。
しかし肩こりのひどい方の多くは耳の穴、肩甲骨が前方に位置しています。
つまり【猫背】ですね。
こうなると首から肩甲骨周囲の筋肉が常に引き伸ばされ、それに抵抗するように緊張してきます。
これが肩こりのよくある原因である不良姿勢です。
2、どうなれば肩こりがなくなる?
肩こりがなくなったらどんなに楽な生活ができるか!と思われる方も多いですよね。
首、肩周りの筋肉をほぐしていけば良くなる!・・・とはいきません。
その時は楽になるかもしれませんが、きっと戻ってしまうでしょう。
なぜなら肩こりの原因が変わっていないから。
こっているのはあくまで【結果】なんですね。
先程説明した不良姿勢をなんとかしなくてはいけません。
3、セルフケアで何ができる?
首や肩周りのストレッチも良いですが、やはり猫背、頭が前に出る、肩甲骨が前に出て腕が内巻きになるという部分を改善したいところです。
そこで試していただきたいセルフケアを1つ紹介します。
胸の前【大胸筋】のストレッチです。
この筋肉が固まってしまうと腕が内側に引っ張られ肩が前に出ていってしまいます。
①腕を肩と平行の位置まで横から上げ肘を90度曲げる。
②小指側を壁やドアなどの出っ張りに当てる。
③胸を前に突き出し、手を置いてきぼりにする。
できれば腕を地面と水平の位置だけではなく、腕を上げた位置、下げた位置で同じように伸ばしましょう。
伸びてるな〜と心地よい刺激がある強さで30秒ほど止めておくと良いでしょう。
呼吸は止めないようにしてください。
大胸筋がストレッチされることによって胸が張りやすくなり肩こりの軽減、呼吸量の増大が見込めます。
不良姿勢の原因筋はこの大胸筋だけではないのですが、このストレッチだけでも随分と違ってきます。
4、整骨院での施術
肩こりには先程ストレッチで紹介した大胸筋の他にも色々な筋が関与してきます。
もっとセルフケアの仕方はあるのですが、今回は長くなるので割愛します。
当院で対処する場合どういったことをしていくか?
局所だけ診るのではなく、全体的な姿勢からみてききます。
肩こりは不良姿勢からくるものが多いと先述しましたが、骨盤のアライメントが大きく影響してきますのでやはり全身的に見ていく必要があるのです。
セルフケアをしたけどなかなか改善しない、すぐ戻ってしまう等の場合は全身的に診て調整していきましょう。
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