ぎっくり腰シーズン到来!?ぎっくり腰の解説をします

ぎっくり腰シーズン到来!?
ここ最近、ぎっくり腰での初診の方が多く来院されています。
もちろん通年ぎっくり腰はあるのですが、気候のせいなのか、年末にかけての何かなのか、立て続けにぎっくり腰での来院が続いています。
軽めのギクっとなったけど違和感が残っている程度から、何かに掴まっていないと立っていられない重度な方まで状態は様々です。
どんなことに気をつけたら良いか書いてみたいと思います。


この記事を書いているのは↓↓↓

畑 賢次(はた けんじ)
資格:柔道整復師・ゴルフフィットネストレーナー・ゴルフコンディショニングスペシャリスト
国家資格取得後、接骨院・整形外科で臨床経験を積み、2010年 埼玉県川口市に【はた整骨院】を開業。
徒手療法の可能性を感じ、勉強・臨床経験を重ね慢性的な痛みへのアプローチも得意としている。
ゴルフ好きが高じて、ゴルフのためのトレーニング・コンディショニングを学び、プロゴルファーへのコンディションングもしている。


1、ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰、よく聞く名前ですね。
患者さんに『これってぎっくり腰ですか?』と聞かれることがあります。
ぎっくり腰は正式な病名というよりは、通称というイメージです。
急性の腰痛、つまり急に腰が痛くなった場合は全般的にぎっくり腰という表現をしています。

2、どういう時になる?どういう人がなる?

ぎっくり腰はどういう時になりやすいか?
多いのは、前屈みで物を下から持ち上げた時にギクっときて腰が痛くなったという感じです。
重いものを無理やり持ち上げてなる様なイメージではないですか?
そういうこともありますが、実際には重さはあまり関係なく、姿勢と下から持ち上げる動作に問題があります。
なので、ボールペン一本、紙一枚、拾い上げようとしただけでもなる時はなります。
もっと言えば何も持ち上げなくて、前屈みの動作だけでもギクっとなってしまうことも少なくありません。
顔を洗おうとして洗面所で前屈みしたらぎっくり腰になったというケースがまさにそれですね。
意外と多いのが、咳やくしゃみでぎっくり腰を起こしてしまうケース。
咳やくしゃみは、呼吸筋を瞬発的に強く収縮させる行為です。
呼吸を補助している筋として背筋群があり、結果として腰部にも負荷がかかっているのです。

ぎっくり腰はどういう人がなりやすいか?
前屈みしただけで毎度ぎっくり腰を起こすかと言えば、そんな事ないですよね?
皆さんが、ペン一本持ち上げた程度でぎっくり腰になっていては、世界中ぎっくり腰だらけになってしまいます。
同じ動作をしてもぎっくり腰になる人、ならない人がいます。
ではぎっくり腰になる方はどんな要因があるか?
それは『普段の姿勢や仕事などの体勢、アライメントに問題があり腰部に負担が溜まっている状態』と考えられます。
この要因がベースとなり、前屈みなど何かしらの動作が引き金となってぎっくり腰になるというように考えると辻褄が合ってきます。

3、ぎっくり腰を予防するには?

ぎっくり腰を予防するにはどうしたら良いか?
先述したことから、ベースとなるアライメントの不整を正す、支えとなる筋力UP、疲労を溜め込まないなどが考えられます。

理想の座り姿勢、立ち姿勢を覚えて実践
正しい姿勢を知ることで、当たり前にやっていた悪姿勢がわかる様になります。
意識して負担のかからない正しい姿勢を心がけていく必要があるます。
どうしても姿勢が悪くなってしまう方は、筋緊張があり正しい姿勢を取りにくくなっている場合があります。
その場合は筋緊張のバランス(前後、左右)をとることで解消できますので、筋バランス調整の施術を受けていただければと思います。

※横から見た時の基本的な正常アライメントは、この写真のように重心線に沿って基準となる箇所が重なってきます。
この重心線から各パーツが前後にずれてくると、姿勢を支えようとする筋肉が緊張を起こしてきます。

筋力強化をして支えを作る

骨格を支えているのは筋肉です。
その筋肉が弱ければ正しい姿勢を保つことができません。
正しい姿勢が保てなければ、不要な負担が増えることになり腰痛につながります。
姿勢を見ると、どこの筋肉が弱いのかがある程度わかってきます。
全身的に筋力強化をすれば一番よいのですが、なかなかそうもいかないという場合、まずは弱化している筋肉にフォーカスしてトレーニングするのも良いと思います。
闇雲に筋トレすることで腰痛が悪化したり、うまく効果を出せないことも多いので、指導のもとメニュー、フォームを覚えて地道にやることが大切です。
どんな運動が適しているかはその方の筋力や姿勢などを考慮していく必要があるので相談してもらえればと思います。
※ぎっくり腰やりたての時期(急性期)はあえて筋トレをするような負担はかけないように

筋疲労の蓄積を解消する
仕事や運動で緊張した筋肉を緩めていくようなことをしていますか?
ストレッチなどでセルフケアした方が良いことはわかっていても、実際はなかなかできないものですよね。
そもそも、どうストレッチしたらよいかがわからないと言われる方も多いです。
正しいフォームで狙った筋肉に効率よくストレッチをかけていくことが大切なのすが、YouTubeを見て真似するだけでは本当できているかは疑問です。
そんな時は当院にいらっしゃっていただければ、正しいフォーム、ポイントをお伝えします。

予防のまとめ
・正しい姿勢を覚えて実践する
・支えとなる筋肉を強化する
・日頃の筋疲労を蓄積させない

安静にする必要があるのか問題
ぎっくり腰になってしまった場合、絶対安静だ!と思われている方も多いかと思います。
病院などでそういった言われ方をしたとお話しする方もいらっしゃいます。
これは考えが色々あるでしょうが、当院としては絶対安静ではないと考えています。
どんどん動け!ということではなく、動ける範囲で通常の生活動作をしても良いという意味です。
実験で急性の腰痛がある方に、・積極的に動かせる群・安静にさせる群に分けてその後治るまでの日数を追ったものがあります。
結果として動かせる群の方が寛解するまでの日数が平均して短かったということがわかりました。
痛くなっている時に筋肉などの組織内で疼痛誘発物質が出ていると考えた時に、それらを早く代謝させたいのです。
筋肉内にある疼痛誘発物質を代謝させる(追い出す)ためには筋ポンプ作用(筋肉の収縮で血液を送り出す作用)を使いたいのです。
この考えをベースに痛みの強くない範囲、できる範囲で動いてくださいという言い方になっています。
やり過ぎれば炎症を強めてしまう可能性がありますので、無理のない範囲で日常生活動作を行なってください。

ここでは大まかなぎっくり腰の概要を紹介しました。
人それぞれ、様々なケースがありますので代表的な例です。
ただ、概ねこのような発症原因・解決策・予防法になると思います。
これ以外にも様々な要因があることも踏まえ、初診時にしっかりと見立てて、説明をしてから施術に入らせてもらいます!


◉はた整骨院
◉リアルコンディショニング&ケア(2階)予約制 カード精算可
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南鳩ヶ谷駅 徒歩5分
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